尾道旅行 

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信城寺にて

トンちゃんの演奏

倉敷美観地区

海を背景に千光寺

アイスクリーム

園山先生の猫たち

園山先生と小梅ちゃん

梟(ふくろう)の館にて

天女座物語172   
   2003/10/10  
母の17回忌が岡山の父の実家である信城寺で行われることになり
10月7日と決まった時、厨房の千恵さんが
「私達も行きたいわ!ゆっこさんと一緒に車に乗せて行って!」
ええっ!このうるさいババたちを乗せて???(笑)

と思いきや、園山先生の招き猫美術館にどうしても行きたいという
ババちゃんの熱意に負けて6日から出発することに。

6日に熊野市議会議員の方々から昼食12名天女座でという
依頼を頂き、演奏も少し。じねんじょううどんと、わらび餅、コーヒー
玄米おにぎりをお出しして大変喜ばれました。

片づけして4人で岡山に向け出発。
車中、おやつは出てくるわ・・・・さすがババちゃんたち!

「おりこうにしているから連れて行ってねえ!(笑)」と
いつもと違って猫かぶりの千恵さんとゆっこさん。
「ヘラズ口叩くと、姥捨て山に捨ててくるからね!(笑)」と私。

岡山に9時半着。信城寺でセッティング。
千恵さんもゆっこさんも甲斐甲斐しく手伝ってくれる。

「いつも遊んでばかりいるように思っているだろうけど
この機材をいつも2人で運んでいるんだから!」と私。
「えらいねえ!量が多いからねえ!」と千恵さん。

セッティングが終わり、父の妹の登志子おばちゃんの
奥の院へ。日蓮宗の一乗寺という名前のお寺で
奇しくも私達が京都で住んでいた町の名前と同じ寺です。

7日朝食後、信城寺に向かって出発。
息子さんの読経に合わせて即興。
母が亡くなって17年も経っているとは思えないくらい。
人形作りをされている三宅さんや
備前から山本加代さんなど知り合いが駆けつけてくれる。

法要が終わりミニコンサートに入り、即興「ふるさと」
この即興で涙ぐむ人も。

「旅」 フルートの音色を汽車の音のようにを急遽思いついて
イントロに使う。
最後のトリは、喜峰さんで大爆笑!

演奏終了後、親戚の人達を交えて、食事。

一路、倉敷美観地区へ。
千恵さんや、ゆっこさんも町並みの美しさに感動している。
しかし、私は、大好きな1000円ショップへ。(笑)
2人も慌ててついて来る。
喜峰さん「もっと柳を味わってゆっくり歩かんか!」(笑)

倉敷を堪能した後、尾道へ。
元々、絵師の園山先生との出逢いは、
朝日新聞に載っていた「かぐや姫美術館」の記事を
見て、本立寺に電話をしたことから始まっているのです。

そこで、加藤慈然さん、千恵さん夫妻に出会い、
先生を紹介して貰ってから、家族ぐるみのおつきあい。

今回も加藤さんの妙宣寺に泊めて頂きました。

夜は居酒屋「玉扇」で、園山先生の奥さん
道枝さんとも再会し盛りあがりました。

10月8日
朝の散歩は、千光寺へ。
20年前この寺に「ロックピアニストになれますように!」という
絵馬を掛けたことがありました。
まさか、こうゆう形で尾道に再び来るとは!
昨年の熊野古道PRキャラバンでも尾道市は全面協力をして下さいました。

園山先生が、尾道に招き猫美術館を作ってから
町おこしとなり、尾道はすっかり招き猫で有名になりました。

たくさんのコレクションが展示されています。
「猫の細道」と先生が名つけた道には猫がいっぱい。

坂の多い町で、最近は空家も多いそうで
先生は最近自主上映の映画を映す「アート館」も
空き家を改装してオープンされています。

喜峰パパたちと一緒に招き猫美術館へ。
名物猫の小梅ちゃんが可愛いのです。

夜は、招き猫から少し上に登った梟(ふくろう)の館でチーズフォンデュ。
この梟の館は、満月の夜にだけオープンしていますが
千恵さんやゆっこさんは、ズームイン朝で見てから
「梟の館を見たい!」と熱望し、先生に特別に開けて頂きました。

岡山〜尾道の楽しい旅でした。

千恵さんやゆっこさんは、感動しまくりで
「ねえさん!本当にありがとう!」
「この感動が一週間くらい続いてくれたら
いいんやけどねえ!明日から3倍働けよ!(笑)」

9日 園山先生、道枝さんや、慈然さんと千恵さん
と別れを惜しんで出発。
帰り上北山温泉でほっと一息!ゆっこさんがお湯の中で
足もみをしてくれて「こんな風景を見ていたら
天女座の女将は、足を揉ませて何てえらそうなん!と誤解するよねえ!
実態を知らない人が見たら!」(笑)

ババチャンたちは、ケラケラと笑いつつ満足気。
「今度どこに連れていってくれるん?」

「そうやなあ、勤務態度によるなあ!
ヘラズ口、1回につき、減点10点かなあ!(笑)」

楽しい旅でした。
トンチャンも長距離運転お疲れ様あ!

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