天女座物語722001年8月27日 岡山のコンサートの後、一緒に熊野に来られた園山先生。 招き猫の絵師として、デザイナーとして有名な方です。 穏やかな性格なので誰からも好かれて、 地元の漁師さんや大工さんの人気者となりました。 「ゆっくりしたい!」と熊野に来られ、すっかり熊野のとりこに・・・。 園山先生は、招き猫の仕掛け人でもあり、 尾道で招き猫美術館をされていたり、 満月の日にワインを飲みながら月をめでる梟(ふくろう)の 館もされています。 先生は、フランス大使の息子としてパリで生まれ、 高校までフランスで過ごし、帰国後、デザイナーとして ヤマハの家具をデザインしたり、 段ボールアートの元祖であったりとユニークな活動を されている根っからのアーチストです。 私が一番感動したのは、ベトナム戦争の頃、 先生のお父さんがベトナム戦争の前線を体験した方が いいとのことで先生もそれに共感して、ダナンという町の 前線に行き、毎日人が死にゆく危険な生活を体験。 そのことで大きく人生観が変わったそうです。しかし、 父親が息子にそんな危険な所に行って来いということも すごいですが、素直に行く本人もすごい!と思いました。 それに先生は、アフリカを貨物船で巡ったり、 20年前、アンコールワットの拓本を取って、シアヌーク殿下 から勲章も頂いています。 アンコールワットは、壊されたものもあり、拓本は、貴重な 歴史的財産として博物館に収められているそうです。 先生のすごいところは、全て手書き。招き猫美術館で 売られている殆どは、手書きの作品です。 先生は、フランスで過ごしていたので半分フランス人の 感覚だそうで、梟の館の中は、古い日本家屋なのですが、 フランスのアンティークな照明や家具が飾ってあったり、 とても素敵なのです。今は、日蓮宗の立教開宗750年に 向けて、750ヶ寺に招き猫の板絵をを奉納し行脚して いらっしゃいます。 京都と尾道とをお互いに行ったり来たりしながら、楽しく 交流している猫仲間です。 1)招き猫美術館 電話0848−25−2201 広島県尾道市 2)先生がプロデュースした かぐや姫美術館 電話0846−26−0982 広島県竹原市忠海床浦2−12−8 本立寺内 要予約 花火までいると頑張っておられましたが、突如、 大きな取材が入って 泣く泣く27日朝、尾道に帰られました。 地元の人と一緒に先生と宴会をしたり、 海に潜ったり楽しい日々でした。 また、熊野に戻って来られると思いますが、 多少の作品は天女座で販売しています。 可愛いでしょ?(写真は、HPの天女座物語を見てね。) ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 天女座のHPにようこそ! http://www.tennyoza.com/ メールは shihorin [email protected]にお願いします。 CD、本のお申し込みは、 http://www2s.biglobe.ne.jp/~shihorin/ 〒519−4207 三重県熊野市波田須町640−15 電話05978−8−6020 FAX 8−6021 紫帆りん トップページへ 物語メニューへ |