日本初ロシア演劇、チェーホフの中の女達




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(1番目)マトリョーシカと言う木製の人形
(2番目)伊勢屋さんのご主人と奥さん
(3番目)ダニエラさんとクニさん
(4・5番目)ロシアに送る扇や団扇


詳しい写真レポートが竜神さんのホームページ
の画像コーナーでご覧いただけます。
http://www2.starcat.ne.jp/~ryujin/index.html


天女座物語82

2001年11月5日 2:56

本多さんの熱意でロシア演劇を天女座で上演することに
なり、ロシアに送る扇や団扇の展覧会もすることに。
見慣れた扇や団扇もこうやって壁にたくさん掲示してある
とすごい!
(展覧会は、11月30日まで続きますのでぜひ!)

11月3日
渥美半島、法華寺での思い出に残る演奏を終えて天女座に
帰ると、ロシアの美人女優ダニエラさんと野崎さん(クニさん)が
待っていてくれました!
舞台監督のなかさん、奥様やもちろん本多さんも。
夕方には、名古屋からロシア演劇を見るために、20名の
団体さん到着。バスの運転手は、榎本さんの弟さんが
引き受けてくださいました。

天女座での前夜祭。うつぼのしゃぶしゃぶに始まり、
ロシア語講座や、ロシアの歌、ビンゴゲームなど。
本当に楽しい一時。

ロシアのことを知らない日本人にとって、ロシアで演劇を
やっているクニさんのお話によって少しロシアを知ることが
出来ました。ダニエラさんも日本語で解説してくれました。
二人から天女座にキャンドルたてとおいしいウオッカが
プレゼントされました。

11月4日
朝、熊野古道組は、三石さんの案内で古道ウオーク。
楯ヶ崎遊覧組は、6名。
私達は、帰ってくる団体さんの昼食の準備。
特にメニューが大幅に増えたので千恵さんも
「わけがわかりませんわー!」(笑)
でも温かいうどんや、ボルシチなど好評!

12時には、私も家政婦から変身して演奏の準備。

20名が帰って来て厨房は戦争状態。伊勢からも小西さんの
グループが来てくださったり、京都からとんぷうさんご夫妻も。

そして、何となんと!今日は、あの松の舞台背景の松羽目の
元の持ち主の伊勢屋さんのご主人、八木さんが天女座に!

演奏が始まり、即興の前に伊勢屋さんをご紹介。
舞台に出て来ていただき、お話をしてもらいました。
「この板の前で琴の名手 宮城道雄さんが何度も演奏されたのです。
この板がここで本当に喜んでいると思います。」
観客から感動のため息!

即興は、「ロシアの大地」というタイトルを頂いて演奏。

最後は、「熊野人」おやじの「ありがとうDEございめーす」で最高潮!

2部は、いよいよロシア演劇。真っ暗な中にダニエラさんが蝋燭で
演技しているところへ客席からクニさんが、「これって何語ですかあ?」
「もう始まっているの?」と大きな声。
観客は「何て失礼な客!」と最初からだまされる。実はこれも演技。

二人の熱演はすごい!二人で三人を演じ分ける。
ダニエラさんも日本語とロシア語で演技。
観客は引き込まれていく。
最後は、明るい曲で皆が手拍子。ブラボー!

休憩の時に伊勢屋さんのご主人の八木さんにいろいろ天女座の
窓から扉などを見て頂いた。
何と!カフェのと扉も、一階の出演者の宿泊場所の窓も、舞台の
欄干も皆、伊勢屋さんのものでした。

八木さんは、2部にもいてくださり、皆さんにもご紹介しました。
2部は、即興「しし座流星群」というお題で演奏。

すべての公演が終わり、ダニエラさんや、クニさんたちと打ち上げ。

「波田須で演劇を立ち上げて地元の人も役者にしてしまおう!」と
盛りあがる。

漁師の畑中さん「最初ずっとだまされていた!何か変な客がいると
ずっと思っていた!あれも演技だとは!」で大笑い。

ロシアの演劇を通じて、これからアートフェスティバルを一緒に
作ることが出来そうな素敵な出逢いでした。

本多さんも企画大変でしたね。竜神さん、お客さんなのに
お手伝いありがとう!本当に皆が嬉しい一夜でした!

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