アイヌ民族の秀さんによる女神の像が出来ました! |
1)秀さんが、貰ってきた栃の木にオンカムイの儀式をしているところ 2)彫刻中の秀さん 3)カントコロカムイ女神の彫刻 4)猫の彫刻 |
天女座物語85 アイヌ民族の秀さんによる女神の像が出来ました! 2001年11月25日 アイヌ民族の秀吉さん、7月にNHKの収録のため、北海道から 天女座に来てくれて古式舞踊を披露してくれました。 その、秀さんが、11月15日〜1週間、奥さんのひろこさんと 犬2匹と、うさぎ1匹を連れて、天女座にやってきました。 今回は、踊りがないので、秀さんもリラックス。 「木があったら、お祝いに女神を彫りたい!」 鈴木さんに頼んで、トンちゃんと3人で原木市場に。 原木市場の人が、「天女座?この木でよかったら持っていきな。」 と栃の木をくれました。長さ4メートル、重さ150キロ。 皆で運んで来て、まず、秀さんが、オンカムイの儀式を。 アイヌ民族は、木を切るときも祈りを捧げます。 カムイとは、「何々様・・・」という尊敬の言葉。 カムイが、神になったそうです。 「山は、ヌプリ、富士山は、フチ・ヌプリ、熊野の大泊のトマリは、 入り江」日本中にアイヌ語が、地名で残っています。 しかし、教科書にアイヌ民族のことは、出てきません。 秀さんは、アイヌ民族の文化を後世に残そうと踊りを教え、 儀式の仕方を教えています。 秀さんとは、もう20回以上も一緒にステージを踏みました。 迫力ある踊りを通して、秀さんにアイヌ民族とは、とても楽しい 民族で、自然と共に 共生してきた素晴らしい民族だということを教わりました。 今回は、秀さんが、リラックスしていたので、地元の大工さんの 井谷さん、区長さん、漁師の森下さん、ニシケンさん、いろんな 人が秀さんの彫刻を毎日見に来ていました。 まず、チェーンソーで大胆にカット! 最初に後ろに猫を彫ってくれました。可愛い猫の次は、 いよいよ女神の顔。 「カントコロカムイ」という女神が、5日で完成。 私達は、東京のコンサートに出発。私達がいない天女座で 秀さんと地元の人達との除幕式、宴会。 東京に居る私達の携帯電話に秀さんの嬉しそうな声! 「今ねー。伊勢エビとサザエとウニ食べてるんだー。」 「あ、っそう!私達食べ飽きてるから(笑)しっかり食べ といて!」 皆で楽しい雰囲気。私達も嬉しい! 秀さんは、すっかり熊野がお気に入りになり、これからも熊野 で大きな作品を作っていきたいと言ってくれました。 カントコロカムイの優しい顔を見に来てね! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 天女座のHPにようこそ! http://www.tennyoza.com/ メールは [email protected] にお願いします。 CD、本のお申し込みは、 http://www2s.biglobe.ne.jp/~shihorin/ 〒519−4207 三重県熊野市波田須町640−15 電話05978−8−6020 FAX 8−6021 紫帆りん |