ニチャン・リンポチェ活仏さんとの出会い |
天女座物語190 2004/5/15 4月13日朝、波田須から熊野文化圏専門学校まで5キロの道のりを歩きました。
毎週授業をしに、行くのですが健康のために歩いています。 地元の新聞に小さく「ニチャン・リンポチェ氏が日本の神々のために 七里御浜で護摩法要をされます」と書かれていたので熊野文化圏 専門学校の授業をしている5月13日午前11時2人の生徒と村川先生、 私達、丹下さん、瀬木映画監督さん、撮影クルーの皆で出かけました。 小さな記事だったので、集まったのは10人くらいでした。 リンポチェさんは、チベット仏教を広めるために日本に30年滞在し、 ダライラマ法王のために片腕となって働いて来られた方です。 日本の神々のために祈りを捧げて下さるというのでCDを差し上げようと 持っていきました。 4年前、京都の国際会議場である宗教団体がダライラマ法王を お招きして、私たちが演奏させて頂いたご縁もあり儀式が始まる前に リンポチェさんとお話させて頂きました。 天女座のこともお話し、ぜひお食事にいらして頂きたいと申し出て 「今日の夕食なら」というお返事を頂きました。 瀬木監督は、トヨタスペシャルという番組で私たちの神楽を立ち上げる ドキュメンタリーを撮ってくれているのですが 「何話しているのかと思ったらいきなり、食事のお誘いをしたので びっくりです!紫帆さんらしいなあー」 やがて七里御浜の波音の中で、祈りが始まりました。 参加者もお酒を分かち合い、お供えものを火に投げ込みました。 リンポチェさんは、天河神社や、玉置神社でも祈りを捧げられていますが 今回は、初めて熊野に来られたそうです。 静かなひと時でした。隣の方は名古屋からで「幸せですねえ!」と 話しあいました。 護摩が終わり、夕方天女座に来て頂くことにして、私は授業を3時まで やって、その様子も撮影してもらい天女座に帰りました。 6時にリンポチェさんと同行の方々や、高野山のお坊様の北村さんが お見えになりミニコンサートをしました。 最初に「熊野古道をゆく」。即興は、リンポチェさんから「ハピネス」 電気大正琴の即興、トンちゃんのボイス、最後は獅子舞。 終わって記念撮影。「チーズと言いますよ」とリンポチェさん。 皆で「チーズ!」と言うと「バター!」とリンポチェさんが言われて大笑い。 その後、トンちゃんのお料理、菜食メニューを差し上げました。 リンポチェさんは、大変喜んで下さり「極楽だった!」と勿体無いお言葉を 頂きました。 「シンセサイザーは綺麗な音色ですね。料理も私の味に合いました。」と グリーンターラ仏母とホワイトターラ仏母の絵を頂きました。 その後ろには直筆のマントラが描かれていました。 側近の方も「私達が頂くものにも、直筆はないです」と言われて 大恐縮しました。 リンポチェさんは、これから九州に入られて護摩法要をされるそうです。 また、熊野の地にいらして頂きたいです。 暖かで明るいお人柄に惹かれました。 本当に不思議で、幸せなひと時でした。 |