和創館八幡屋創業100周年コンサート |
振り返り美人の看板 |
北出さんの写真展も |
楽屋でスタンバイ |
別所社長さんのご挨拶 |
豪華な伊勢物語の屏風 |
思い入れ着物2点 |
CDのサンプル写真 |
最後は祝い獅子で |
天女座物語207 2004/9/20 百五銀行の北出さんが天女座で写真展をして下さったご縁から 松阪の八幡屋さんという着物屋さんでのコンサートが実現しました。 染織百華展というイベントで、八幡屋さんの2階の商談場で演奏しました。 伊勢の斎田さん、奥さんの信子さん、中村さん夫妻、根本さん夫妻 松村さんが休日返上で手伝いに来てくれました! 着物に興味が出て着付けもまあまあ出来るようになった私にとって 着物やさんは、宝の山でセッティングする前から着物に見とれていました。 3時開演。まず、「祈り天空に満ちて」というDVDから演奏し 即興コーナーでは、「本居宣長と鈴家」「シルクロードとタクラマカン砂漠」で即興。 北出さんの「みくまのへの道」という写真を投影しながら即興。 新作の思い入れ着物2作にそれぞれ演奏しました。 お好みの風景を北川也寸志さんという作家が手書きで着物に 描いてくれて、何ヶ月もかけて1点物の着物を作ってくれるそうです。 それが、私だけのMY KIMONO となり、思い入れ着物なのです。 今回は松阪百景と熊野古道をデザインした着物で、美しさにうっとりしながら 演奏しました。 最後は獅子舞もし、大いに盛り上がりました。 終わって、別所社長さんとお話しました。 そもそも、松阪の家庭では、前厄の18歳と、本厄の19歳、後厄の20歳の 時に振袖を着て家族と一緒に岡寺観音さんにお参りしているそうです。 袖を振って魂を呼び幸せを呼ぶと言い伝えられています。 19歳には、親が子に、33歳には、主人が奥さんに、61歳には 子供が親に着物をプレゼントすることによって家族の絆が結ばれるのだそうです。 松阪木綿を中学生に織らせたところ、心の乱れが織りに現れるので、 何回もやっているうちに美しい木綿が織れるようになったりして中学生の 心も安定してきたそうです。 また、松阪の高校で女子生徒の希望者に着付けの教室もされているようです。 着物は日本の美しい文化です。 私も先日、亡き母の着物を岡山から送ってもらいましたが なんと!七五三に着た着物が大人向けに直してあり今でも着られたのです。 洋服だと、3歳の服は着られませんが 昔のアルバムに3歳の私が着ているジェリービーンズのような にぎやかな着物が、今も着られるという不思議。 着物をもっとたくさんの人に着て貰いたいという別所さん。 私も着物のPRをさせて頂くことにしました。 それに、思い入れ着物は、破格値の48万だそうで耳を疑いました! 本来なら何百万もしますが着物離れで、伝統の技を受け継ぐ人もいないので 職人さんたちを育てるために、こういう破格の値段でたくさんの人に 着てもらいたいそうです。 天女座の紹介ならお仕立て込みでいいそうです。 その思い入れ着物にその人だけの曲をCDにして差し上げるという企画も 実現しそうです。 美しい日本の文化、着物をもう一度見直したいですね。 演奏に着ているのは、八幡屋さんの着物でプロが着付けてくれました。 着物っていいですね! 紫帆りん |