〜九州ツアーはよか!湯布院編 |
天女座物語217 2004/11/30 湯布院には友人の山田文(あや)ちゃんの別荘があります。 何度も泊めてもらいましたが、ある日、西念寺の和尚の井出さんがその別荘の 隣にある大豪邸の日本画家、笠青峰さんを紹介してくれました。 先生のアトリエは、由布岳が一望できる場所にありガラス張りです。 そして、その下には200名くらい収容出来るホールがあるのです。 そこには、スタインウエイのピアノがあります。 超一流のクラシックの音楽家の方の演奏会を年に、2,3回開いておられます。 私たちも先生に食事に招いて頂き、食後に下で即興演奏をしたりして 何度か大いに盛り上がりました。 先生のホールのこけら落としに、岡村喬生先生が来られたそうで 岡村さんとの縁もあるので、親しみを感じました。 しかし、2年前に先生の愛娘の彩子さんが急死され先生に何とお声をかけて よいかわからずしばらく連絡をしていませんでした。 今回、久留米の後に文ちゃんの別荘に泊まったので先生にお電話してみました。 「一緒にご飯食べましょう!たくさん材料があるから。」と嬉しいお誘い。 夕方、丸山さん、文ちゃん、文ちゃんのお友達、皆それぞれ子供たちと 私たちでお伺いしました。 先生のお手製の「レンコンレバもやし炒め」がおいしかったです。 「月がもうそろそろ出てくるからね。」 「まだ、どこかのお座敷に呼ばれているみたいで中々出てきませんね。」と私。 そのうち、月が出て、由布院の町の夜景が綺麗!一同感激! その後、下のホールで獅子舞を見て頂き、ピアノ即興やトンちゃんの インディアンフルート即興など。先生は本当に喜んで下さいました。 先生が娘さんの彩さんを思って描かれた「彩杜(あやのもり)」という 絵は温かくて美しくて先生の思いが伝わって来ました。 先生は、「再来年、岡村先生とあなたたちのジョイントコンサートをやろう!」と はしゃいで早速携帯で岡村先生に電話。 先生は酔っ払っていたので「伊吹しほさんが、熊野から」と言われたので 電話にでた奥様は????何のことか分からない様子。 私が代わって「紫帆です。」と言うと「あらー!矢吹紫帆さん? 主人は生憎出かけているので、残念です。」「また先生にメールをしますので。」 笠先生との楽しい一夜の後、翌日は、鉄輪温泉に行きました。 鉄輪温泉は、狭いくぐり戸を抜けて、石昌の草のベッドに寝そべる蒸し風呂で 10分もすると、汗がだくだく・・・。本当に効きました。 文化財的な温泉で歴史もあるようです。お蔭で帰りのフェリーでは二人とも ヘロヘロでした。しかし、九州はゴールデンツアーやなあ! と二人で感動して帰途につきました。 |