伊勢修養団と神宮奉納演奏 |
天女座物語231 2005/6/11-12 車が東京で故障したので ハマケンさんに車を借りて喜峰さんと3人で出発。 6月10日のお昼に度会橋に到着。 今回は、20年に一度の御樋代木を外宮まで奉搬するお手伝いに 参加できることに! 元々、御樋代木を一般の人が運ぶことは出来なかったのですが、 今年から女性の「おみな」の車と、男性の車、子供用の車の3台のおき曳き車 が出ることになりました。 木曾の山から切り出された大木です。 これは式年遷宮に向けて、御神体を収める器を作るための材を運ぶ儀式です。 私は「おみな」の車の綱を持って参加しました。 伊勢パールセンターのカラスの会に混じって「えんやーえんやー」の掛け声で 300名で一台の御樋代木を曳きます。 木遣り歌の響く中での御樋代木でした。 伊勢と書かれたハッピを着て曳いていると、あっちこっちから「紫帆さん!」 「紫帆さん!」と声がかかります。 「コンサート聴いたわ」と言う人もあれば知り合いが駆け寄ってくれたり ・・・たくさんの人に声を掛けられました。 「紫帆さんたちすっかり伊勢でも定着したねえ。」と杉山さん。 外宮さんに到着し、一番びっくりしたのは御樋代木を ロープだけで白鳥という装束を着た神官さんが地面に降ろすのです。 その後、直会があり、乾杯し、お弁当を頂きました。 900名の人々が参加したのにもかかわらず混乱もなく素晴らしい一時でした。 中山みどりさんや、舞美ちゃん、信ちゃんなどにお誘い受けてよかったです。 11日は朝から機材を修養団にセット。 階段があり搬入がきつい中のセッティングでしたが 斎田さん夫妻の手助けがありやっと2階の大広間にセット。 お昼から熊野古道の出発点の田丸という所に案内されました。 雨の中でしたが、30名で巡りました。 夜は盛りだくさんのコンサートをし、特に新曲の「オリエンタルビューテイ」と 修養団の創始者の蓮沼先生を讃えた「光に生きて」が大好評でした。 岐阜からなりさんたちも8名参加、宮崎や岡山や小豆島からも 駆けつけてくれた方々と共に盛り上がりました。 12日は中山先生ご夫妻と正式参拝。お神楽をフルコースで見せて頂きました。 その間、根本さん、舞美ちゃん、信ちゃんで機材を伊勢神宮参集殿にセットして 貰い、急いで巫女さんの格好に着替えて演奏。 昨日の雨が嘘のように快晴。 毎年、参集殿の舞台には何とも言えない優しい風が・・・・。 即興は「しあわせ」「御樋代木」 終わって皆で写真撮影。 何故か?この日は伊勢神宮でココナッツの香りがあちこちで・・・??? 不思議です。昨年は演奏中にお花の香りだったのに。 〔周りに花がなかったのにもかかわらずです。〕 「伊勢の地にご縁が深くなってよかったですね。」と 中山先生も喜んで下さいました。 伊勢と熊野を結ぶ役目を果たしていきたいです。 伊勢の方々ありがとうございました。 |