飛騨高山清見町 了徳寺ライブ


天女座物語234  2005/7/28   写真集はこちらから
                             了徳寺住職さんからのメッセージ
7月22日伊勢から夜行バスで東京へ。
獅子舞や、絵や、ゆる体操などなどのための東京。
しかし、台風のおかげで26日は自宅待機。全く風が吹かないまま夜になり・・・
夜行バスで伊勢へ。27日伊勢から高山に向いました。

元々、毎年瀬戸少年院の演奏を企画して下さった阿弥陀寺(名古屋)の服部
ご住職さんとの出会いから、今回はご住職奥様のご実家の了徳寺住職継承のお祝い
コンサートをすることに。

17日の地元の草刈で、うるしにかぶれて顔は悲惨、手首はずるずるに膿んでいる私。
クーラーのない車での移動はきつい!と思いきや、高山に入ると
高原の涼しい風が・・・・。
喜峰さんと根本さん夫妻は先に現地で準備をしてくれていました。

お寺でのセットは明日ということで早速、服部ご住職が10年越しで建築された
「ぴっぱぁらさんが」という山荘道場へ。
「ぴっぱぁら」は「菩提樹」、「さんが」は「皆が集まるところ」との意味。
東海北陸道建設工事のため立ち退きとなった農家を移築し、檀家さんなどの
手作業で作られた素晴らしい庵でした。

夕食は、全て地元のお野菜などをお惣菜にしたものでおいしくて、
お腹一杯食べました。夜、打ち合わせし、温泉に入り、極楽極楽!

28日朝、高山朝市を散歩。「さるぼぼ」という猿の赤ちゃんの
ぬいぐるみがあり、幸運を呼ぶそうで、おみやげに買いました。
ついでにキテイちゃんさるぼぼも・・・。ホホホ
お野菜などもたくさん並んでいて、活気があふれています。

どことなく、京都に似ていてなつかしい!

昼食はまたおいしい手作りのお野菜料理を了徳寺で頂いてセッティングを始めました。

照明は、根本さんが持ち込み、先代のご住職さんなど皆で照明バーを
取り付けていきます。すごい!

名古屋から毎回お手伝いして下さる増山さんはマッサージのプロ。
私も演奏前に2度も調整して頂きました。嬉しい!

夜7時30分からの演奏でした。私も作業姿から、衣装へ。
元ご住職さんが「あれー!別人ですねえ。誰かと思った!」と言うので大笑い。

即興は「ほうば飯」に続いて「星」という女性と「乗鞍高原のあけぼの」と言われた
おじさん。即興して、感想を求めると「いやー!私はクラシックファンですから
シンセサイザーはわからん。」(笑)
しかし後でしっかりCDを買いに来てくれたのでした。

この地方でお祝いに歌われる「めでた」とのジョイントの後
無礼講で、喜峰さんの「ありがとうDEございめーす!」皆爆笑。

ご住職継承慶讃法要の模様をスライドショーにしてそれを見ながら即興したり
飛騨の美しい自然た「ぴっぱぁらさんが」のスライドを見ながら即興。

最後は「熊野人」・・・・獅子舞が始まる前からヤンヤのアンコールコールで
「わすれな草へ」・・・。

全部のコンサートが終わってまた「ぴっぱらさんが」で打ち上げ。
限定20匹の巨大な天然鮎の塩焼きや、飛騨牛などなど・・・。
うーん。おいしい!

この日に参加出来なかった服部ご住職さんを愛知医大にお尋ねしました。
お元気そうで、再会を喜び合いました。
ご住職さんは、「退院したら中国に行きたい!」と目を輝かせておられ、
夢が多い人生を生きておられるので嬉しかったです。

このコンサートのテーマは「つながり」
私たちも服部さんのお蔭で素晴らしい「つながり」をたくさんさせて頂いています。
飛騨高山での初めてのコンサートは感動でした!
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