アメリカ シャスタ山ツアー

天女座物語239  2005/9/8 
              シャスタ山からの便り
(05/09/18)  ツアー募集案内
出発まで
その昔、私は山川紘矢・亜希子ご夫妻の翻訳されたシャーリーマクレーンのアウトオン
ナリムで意識が変わりました。
自分のことが嫌いで人とも話せなかったのですが、自分を愛し、人を愛し、自分の中に
大きなパワーがあると気づいたのです。
その意識が変換した直後、静岡で山川さんご夫妻のセミナーがあり、大好きな友人の
吉弥さんと二人で参加しました。それがご縁で何度かお手紙を交わしたりしていました。
最近では山川さんのCDの瞑想音楽などを担当したり素敵な交流が続いています。
天女座でも山川さんのセミナーを開催して、本当に楽しく有意義な時間を共有させて
頂きました。
天女座のセミナーの第一日目に「カレーのオーダーを取ります。」と私が言うと
山川紘矢さんが一番に「ビーフカレー!」と言うので大笑いになりました。
ベジタリアンかと思っていたので、なんだかほっとしました。
山川さんのメールマガジンを読ませて頂いていてもお二人には本当に親密感を
抱きます。そんな山川さんが世界の七大聖地のシャスタ山に行かれると聞き、
「演奏に行きたいなあ」と言ったことがセミナーを企画している高原操さんの耳に入り、
サンフランシスコに在住の高原さんが帰国した際、天女座に来られて演奏の企画が
決定したのでした。
8月30日
白川郷と愛知万博の演奏を終えていったん熊野に帰り、2日がかりで梱包作業を
しました。海外公演は慣れていると言っても私の機材は最低でも200キロです。
航空機の中で投げられても大丈夫なように念入りに荷造りしました。
31日朝から泳ぎたかったのですが雨!午後3時まで梱包し、名古屋に向かいました。
根本さん宅に宿泊。
9月1日機材車でセントレアに向かいました。岐阜の西條さん宅で一時預かり?
して貰ってご機嫌の喜峰さんも最長老で参加。
機材をチェックインするのは大変。根本さんも手伝ってくれてカート台に185キロの
機材をチェックイン。お茶の芝先先生と写真の堀部さんも合流。一路成田へ。
根本さんは機材車に乗って行ってくれました。
成田で携帯電話のレンタル予約をしていたので受け取ろうとすると、
なんと!名古屋から出国しているので受け取りカウンターまで行けないそうでJALの
説明不足と判明。
携帯をレンタルするのに大変なことになり、税関で嫌味を言われつつ、一旦名古屋の
出国を取り消して貰い入国して・・・・などとえらい目にあいました。
が何とか無事に携帯をレンタルして、山川さんご夫妻や参加者の方々と合流して搭乗
シャスタ山へ向う
アメリカでの9月1日 サンフランシスコで高原操さんと再会。大型バスでシャスタ山
まで6時間。車内では自己紹介が始まりました。天女座に来たことがある人も、
天女座が劇団かと思っていた人もいろいろです。
山川さんのツアーの参加者に共通しているのは、皆が非常に穏やかだということで
気持ちのいい空気が流れていました。        (写真は全てクリックズームです)
6時間のバスの後、宿泊場所になるSTONEY BROOK INNに到着。
オーナーの弘美さんと伸さんが笑顔で迎えてくれました。
私たちの部屋は喜峰さんと3人なのでキッチン付きの広い部屋でした。
夕食はお野菜たっぷりのおいしい食事です。
食事後、8角形?の瞑想ルームKIVAで自己紹介があり、ボストンから参加した人や
後など皆さんも結構しっかりと自分のことを話しました。
喜峰さんが長々と話すので私が途中で「終わらない!」と牽制して皆さんが苦笑。
一夜は過ぎていきました。
9月2日
朝焼けのシャスタ山を見ようと6時に散歩。寒い!日本の冬
ぐらいです。雲が美しくて天使の羽のようでした。
シャスタ山は富士山と姉妹の山だそうで、本当に美しい山です。
朝食後、STEWART MINERAL SPIRINGS という温泉に行きました。
個室になっているお風呂で、湯がめちゃくちゃ濃いのでヌルヌル
しています。すべらないように天井からロープが。
サウナに入ったりしていよいよ目の前の川に!しかし、冷たい!
うーん。シュノーケルを持って行きましたがそれどころでは
ありません。皆、シーツを纏って小川に行きますが、入ったり
出たりは真っ裸でした。
操さん曰く「頭から裸であの冷たい水に入れば全身の毒素が
抜けて意識が開く」そうで、確かにしびれるほど冷たいけど爽快でした。

また彩雲と言う、虹色に光る雲が空一面に広がり、
操さんも「こんな彩雲は初めて!」と言っていました。
超幸運の印だそうです。

私たちは山川さんの瞑想のCDのために小川の音も録音。
その後、昼食にはカレーを食べていよいよ待望のシャスタ山に
向かいました。山に入るには許可が必要なのでガイドでヒーラー
のアシュリンが同行。
シャスタ山の中腹でレムリアの瞑想をしました。
私もトンちゃんも眠くて「眠(ねむ」リア瞑想」になってしまいました。(笑)
人によってはシャスタ山に来ると眠くて一日中寝ている人も
あるようです。その後、湧き水のところまで登り、氷水のように
おいしい湧き水を汲みました。
シャスタ山は女性のシャスティーナという山と男性のシャスタ山
との合体で、角度によっては二つの山が見られます。
山を降りてダウンタウンに入り、少しだけショッピングタイム。
私はレインボウエンジェルという店でシャンカラさんというデザイナー
のオリジナルの観音様のついたペンダントを買いました。
クリスタルのお店でクリスタルボールを演奏してくれた
ローナさんとトンちゃんのボイスの共演もありました。
夜は山川さんのワークショップをパスして、目の前のマクラウド
レストランのホールでセッティングしました。
荷物の梱包を解いて、機材をセットして10時半くらいまで
かかりました。
伸ちゃんが協力してくれてスタンドや音響機材を準備してくれたので
助かりました。
しかし、慣れない音響機材なので音が十分に造れなくてトンちゃんは
ちょっと不安そうでした。
コンサートは大成功!
9月3日
トンちゃんの誕生日なので弘美さんの車に乗ってケーキを買いに行きました。
スーパーでは大きなケーキが売っていますのでトンちゃんの名前を入れて貰いました。
払おうとすると弘美さんがケーキをプレゼントしてくれました。
弘美さんはホテルを経営して5年になるそうです。
東洋人が初めてホテル経営を任されたそうで、ホテルにはお局
(おつぼね)のようなおばさんがいて助かるようで「天女座も同じ
で、お局がいますよ。そのおばちゃん(千恵さん)のお陰で助かって
います。(笑)」
弘美さんにトンちゃんの誕生日のプレゼントのシャンカラさんのペンダントを
選んで貰ったところ、トンちゃんの好きなラピスラズリーの石がついたものでした。
お昼に帰ると、シャスタ太鼓のご夫妻が見えていました。
彼らは日系3世だそうです。日本語は全く話せませんが優しい人たちでした。
太鼓のリハが終わるのをまってセッションの打ち合わせを簡単にしました。
トンちゃんは音響の機材の調整がうまくいって「いい音になったよ!」
と喜んでいました。
芝先先生はコンサート会場でお抹茶を立てる準備をして
くれていました。「今朝起きたら9時45分だったのよ!
こちらに来て眠ってばかりなのよ。」
3時からシャスタ太鼓の演奏が始まり、会場は満員御礼。
40分の演奏後、私がステージに入り「熊野古道をゆく」
「花に降る雨」をDVD映像と一緒に演奏。さかんな拍手を頂いて
即興へ。
操さんが司会をしてくれて、観客の一人から
「伸ちゃんのイメージでやって!」
伸ちゃんはびっくりしていました。可愛い曲を即興すると、観客席から
ため息が・・・・。
2人目はヒーラーというアメリカ女性から「龍の住む山」・・・
太鼓のサウンドや、嵐の後、ハープの音色で天空を表現。
3人目は「天国」・・・・女性のコーラスボイスのような音からパイプオルガン
の音色で賛美歌風に。そう言えば昨日の朝、近くの教会でオルガンを即興して
喜ばれたなあと思い出しながら。
即興コーナーは大受けし、電気大正琴でまたびっくりして貰いつつ
トンちゃんにバトンタッチ。

いよいよトンちゃんの登場。リラと4オクターブのボイスは大受けし、
声が飛びました。
そして、「光の扉を開けて」では天女座の立ち上げの模様をDVDで
写しながら演奏。
海で毎日潜っている様子を私が作詞、トンちゃんが作曲した
「光のゆりかご」をトンちゃんが歌い、最後は「熊野人」で全員
がワッショイ!山川さんがシャスタへの思いを話してくれた後、
フィナーレは獅子舞で観客は大喜び!
声がたくさん飛び、TVのインタビューはあるわ、
CDはたくさん売れるわ・・・で大成功!
「また来年もやろう!」と操さんと伸ちゃん。TVのディレクターも
「来年は太鼓フェスティバルに出たらどうですか?」
日本からの参加者も「最初から涙が出た」
「今までシンセサイザーは全部が同じに聴こえると思っていたけど
びっくりした。」などと反響が嬉しい。
「熊野に行きたい!」と皆が言ってくれたので来年の8月初めに
山川さんのセミナー&シュノーケリングをやることに!
夕食後、内緒にしていたトンちゃんのケーキ登場!
トンちゃんも突然に大きなケーキが出てきたのでびっくり!感激の様子。
皆でお祝いして貰いました。よかったね!トンちゃん。
その後、私たちはまた荷造り作業に入りましたが夜のワークショップで
山川亜希子さんが「今回シャスタ山に何故来たのかいろいろ考えていたけど、
やっぱり天女座を紹介するためだったとわかったんです!」と嬉しいメッセージを
伝えてくれたそうです。嬉しい!
久しぶりの海外演奏で盛り上がり、まして、トンちゃんの誕生日だとは!
本当に嬉しい一日でした。
9月4日
朝はいつも7時からKIVAで瞑想。
今日は最終日なので弘美さんや伸ちゃんと別れを惜しんで
機材をバスに乗せて出発。「また来年ね!」
バスはモスプレー滝に到着。線路をえんえん20分歩いて滝に
着きました。
まるでカーテンのように、横に長い滝はすばらしかったです。
線路を歩いている途中でブラックベリーをつまんで食べました。甘い!
シャスタ山では全く携帯が圏外だったのでやっと日本の皆にメール。
台風が近づいていることを知りました。
バスでサンフランシスコへ向かい、ホテル泊。
最後のディナーをしました。
9月5日
私が20年近く前に、サンフランシスコに来た時は、ラジオ局の
ハートオブスペース社からCDを出すための打ち合わせでした。
偶然、オーディションを知ってテープを送ったのですが幸運なことにラジオ局の
カテゴリーに合っていたので選ばれてCD化になったのでした。
全世界からプロアマの音楽家が一日に5通くらいデモテープを送ってくるそうで、
選ばれたのは幸運でした。その頃、私は音楽の仕事がなくて落ち込んでいました。
ある日、ラジオ局からの幸運な手紙が来ていきなり全米発売のCDを作ることに
なったのでした。
しかし、渡米して打ち合わせ中に、母が亡くなり、CDジャケット撮影で笑顔を
作るのが大変でした。
CDがたくさん売れたらサンフランシスコでコンサートしよう!とプロデューサーで、
ラジオのアナウンサーのスティーブンヒルが言ってくれましたが、CDは全米で
放送されて、かなり人気のトップ10にも食い込んでいたのですが、
余り売れませんでした。
そのハートオブスペース社に電話してみようと、高野さんという女性スタッフに
頼んで電話しましたが、生憎留守電でした。
しかし、スティーブンの声でメッセージが入っていたのでまだ番組は続いて
いるようです。空港で、高野さんや、操さん、サンフランシスコに残る
山川紘矢さん、ボストンから参加の山本ご夫妻、
親父の話をよく聞いてくれた姉妹の方などと別れを惜しんで成田へ。
「今回のツアーで天女座の存在を知ったことが一番の収穫でした。」
と話してくれた札幌からの参加者もいました。
本当に楽しく、気持ちのよいツアーでした。また来年もアメリカツアー
をしたいです。
山川さんご夫妻、操さん、高野さん、シャスタの弘美さん、伸ちゃん、
参加者の皆さん本当にありがとうございました。
台風で飛行機が欠航したので成田のホテルにて    9月7日 紫帆りん


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