天女座物語243 2005/11/5
思えば、祭りの当屋をした3年前無謀にも獅子舞を復活させ
ます!と意気込んで、東京の鈴木恭介先生の所に弟子入り
をし約2年間毎月上京。
昨年は波田須のお祭りに出られなかったので今回は、
お手伝いをすることに。
まず、4日朝、天女座のカフェ営業まで朝の7時から料理を
手伝いました。
おばちゃんたちは「旦那と一緒に風呂?今でも一緒やよー!」
「あっちとこっちに座って入るんさー!」とゲラゲラ笑いながら
料理を手早くこなしていきます。
私も料理には自信がないけど指示を仰いで人参切りや、
沢庵切り、餅ほりの袋詰めなどを手伝いました。
仕出し弁当をとる所が増えている中で皆で料理を手作りしている町は
もう余りないのです。波田須には、まだそういう習慣が残っていて年に一回の
コミュニケーションは最高です。
5日は、楽器をセットして「ここはよいとこ、ヤレ波田須浦♪〜」
と地元から出てきた作者不詳の歌詞に私が作曲した「じょふく
さん」をトンちゃんが歌いました。
また獅子舞も久しぶりに皆に見てもらいました。
「獅子舞上手になったねー!」とおばちゃんたち。
演奏の後は、恒例の餅ほり!
宙を舞う餅、餅、餅。阿鼻叫喚の地元民。
「ほってー!ほってー!」と自己PRする人々!
大きなポケットの餅拾いのエプロンをつけて戦闘態勢!
餅ほりの好きな熊野の人々ですがなんとも心温まる光景です。
終わると和やかな宴会。
ほのぼのとしたお祭りでした。
夜、愛知の西尾市から向井君、大阪からグンソーさんが
天女座に来て一緒に食事。
二人とも海に潜りにはるばる熊野に通っています。
「もし、彼女が出来て熊野の海に潜りに行くなと言われたら
別れる!熊野と私とどっちがいいの?と聞かれたら
熊野!と間違いなく言う!」
という熱烈熊野ファンの二人です。
そんなに熊野を愛してくれて嬉しきってく〜!
(波田須弁で、嬉しすぎると言う意味)
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