天女座物語247 2005/12/
11月27日に和歌山県大塔村の鮎川小学校で演奏を行いました。
もともと、校長先生や、職員の方もこのシンセサイザーが子供たちにわかるだろう
か???と大変心配をされていたようですが 何の何の!当日は大盛り上がりで、即興コーナーで「空」「自由」「怪獣」などと お題を貰って即興しました。 それに熊野人では、黄色いわっしょい!が何とリズム感が良くてすごい! 夢は実現するという話には、皆しーんとして聞いてくれました。 終わって校長先生もにこにこでした。
その後、墨の堀池さんや、刀の石崎さん、大阪から駆けつけてくれた林さん 田辺市役所の赤木さん、和歌山大学の前田先生たちと陶芸家の松田さん宅へ。
松田さんは、退職後、自力で窯を作り、息子さんと二人で陶芸をやっておられます
おいしい手料理での大宴会!おいしかったのは、松田さんが調達して来たズガニ
すごく濃厚な味でおいしかったです。
和歌山大学の前田先生は、「わすれな草」を全部読んで感激して駆けつけて
くれたそうです。奥様の手料理に舌鼓の後、いざ出発しようとすると車が・・・・
セルが回らなくなり、急遽EMをやっておられる林さんの車をお借りして関空へ。
夜中に関空に入り、28日に韓国へフライトしました。 心優しき皆さんに助けられて感謝感激でした。
28日は飛行機の遅れもあり夜にソウルへ。 タクシーに乗ってホテル名を言うと 「こんなホテル聞いたことがないよ!キャンセルできないんですか?」 と運転手が言ったくらい、わかりにくい場所でした。 しかし、私が直感で予約したハンスイーツというホテルは最高でした! お洒落だし、安いし、キッチンもついていて部屋は広いし ロビーでインターネットも日本語で出来るし・・・・! 丹下さん夫妻に連絡がつかなくてその夜は会えなかったのですが。
29日
丹下さんと再会を喜び合い、お昼にはおいしいサムゲタンを食べま
した。鶏肉ですが、滋養強壮になるスープでした。 その後、東大門の市場を見ましたが活気がありました。
ところ狭しと積まれた野菜や、キムチ、牛肉やいろいろな物が売ら
れています。
その後、カンナムという場所でマライアキャリーも来たという足の
マッサージに行きました。 足を揉まれたり、パラフィンパックなどをして昇天ものでした。
その足エステにいる時に何と!宮本さんから携帯に電話があり 今、ソウルにいると言うのです。 宮本さんは熊野市役所の三石さんの友人で熊野出身ですが 今、東京にいて韓国といろいろお仕事している方です。
足エステを終えて、宮本さんやプロダクションの社長さんなどと会い、 ハングルで書いたプロフィールを渡しました。
夜はカンナムで丹下さんたちと骨付きカルビを食べましたが、 マーシッソヨ〜(おいしかった!) こちらの焼肉は野菜が豊富なのでめちゃくちゃ体にいいです。 食事を終えて、汗蒸幕(ハンジャンマ)に行きました。
ハンジャンマはサウナと垢すりなどがコースになっているもので 体がへろへろになりました。 おまけに上半身マッサージや、垢すりでぴかぴか! 丹下さんの奥さんのひろこさんとゆったりと楽しみました。
トンちゃんと丹下さんも風呂上りにくーっと酒など飲んで上機嫌。 神楽の名指導をしてくれた丹下さんと「来年もやるぞ!」と 誓い合いました。 ホテルに帰ると二人ともバタンQでした。
以前、韓国で演奏したいのですが・・・と
演奏できる場所などの問い合わせを日本大使館にしていたの
ですが何と!日本大使館から来年の日本文化を紹介するという
企画で演奏して貰えないでしょうか?という嬉しいメールを頂き
ました。ソウルで、メールを見て早速お返事し12月1日に国田
さんという方にお会いすることになりました。
11月30日は、宮本さんと、お友達の方々や現地の朴さんという
方々と演歌歌手のキムヘヨンさんがレコーディングするというので
見に行きました。レコーディングはバックのカラオケの録音が手間
取りずっとロビーで待っていましたが、その間に朴さんという女性の
生き方を話して貰えてすごく感激しました。
朴さんは、日本にもいて、日本語がわからないと、電車に乗って
隣の人にいろいろと教えて貰ったそうです。
ハートフルな人で、すっかりとお友達になりました。
録音が終わらないので食事に行き、山のような野菜、肉などで
食事をしてスタジオに帰ると「ピアノを弾いて欲しい」と言われて
いきなりトンちゃんと即興をしました。
それをCDに焼いてくれたのでいい記念になります。
まさか、韓国の音楽スタジオで録音するとは思いませんでしたが 結構、二人とも即興に集中したので、中々面白かったです。
12月1日 日本大使館文化院の国田さんや、同僚の方々とお会いして 具体的な話をしました。 1月24日、25日の2回公演となり
航空会社に協力をお願いすることになりました。
文化院の最上階にあるホールは126名キャパのホールで こじんまりとして、居心地のよい空間でした。
国田さんは、「継続して日本文化を紹介していきたいので
一度きりではなく、またお願いしたいです。」と言ってくれました。
すごく話がスムーズで、今回の目的は達成しました!
12月2日
朝、朴さんに会って資料を渡すので地下鉄で出かけました。
ハングルはわからないけど、何となく地下鉄に乗れるように
なりました。朴さんと会って来年の大使館のコンサートになるべく 多くの人を動員してもらうようにお願いしました。 打ち合わせ中に、チョンさんも駆けつけてくれて
いっしょに又大使館に行き、照明や機材をチェックし足りない
ものは、チョン社長さんが調達してくれることになりました。
チョンさんは演歌の作曲家ですので私の音楽はジャンル外ですが 車の中でCDを聴いてくれて大変気に入ってくれました。 大使館でも「音楽がすばらしかったので感動した」と 伝えてくれたようです。
夜には、有名な歌手がやっているバレンタインというクラブで 私がピアノ、トンちゃんがギターで演奏しましたが
キムヘヨンさんが「ぜひ歌を作って欲しい」と言ってくれて、今度
私のオリジナルの歌を日本語で歌ってくれることになりました。
チョン社長さんや朴さんたちにお礼を言って再会を誓いました。
韓国は近いけど、見知らぬ国でしたが人々は皆親切でした。
地下鉄でも迷っていると必ず誰かが近づいて来て教えてくれました。
韓国を知るには韓国にまず、来ることでそういう意味では今回の
旅は大成功でした。日韓の交流の架け橋になりたいです。
ソウルの旅も最後の日となりました。今日は、朝からだらだらして
体を休めました。昼から、汗蒸幕のサウナに行きました。 サウナはホテルから歩いて行けるところにあります。
最初に、紫水晶に囲まれた熱いサウナに入ります。 その後、黄土サウナに入り、ヨモギ湯や緑茶湯に入ります。 しっかりと体をふやかした後で垢すりをしてもらいます。 顔はキュウリパックもしてくれますし オイルマッサージもありで至れりつくせりです。
今日は、オプションでヨモギ蒸しをしました。
穴の開いた椅子に座って下からヨモギを蒸した蒸気にあたり、
顔はヨモギの蒸気に当てます。最初は熱くて立ったり座ったりですが だんだん慣れてきます。
女性のためにはすごくいいそうです。そして、極めつけは石膏パック。
最初に顔をマッサージしてもらいますが結構痛いところもあります。
韓国のマッサージはちょっと粗いのですが痛ぎもです。
その後、冷たい石膏を顔に塗ります。しばらくして石膏が発熱して
それを取ると、何と!10年は若返った感じで皮膚がつるつるです。
今日は、初雪で何と!氷点下になりました。
汗蒸幕の後に、ソウルタワーに登りソウルの夜景を見ました。
もう、すでに写真の堀部さんやお茶の芝先先生父、喜峰さんなどが
1月の公演に一緒に来ることになりそうで 皆をいろいろなところに案内してあげたいです。
ソウル、明洞の近くハンスイーツホテルよりアンニョン! 紫帆りん
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