| 天女座物語254 2006/3/9 写真はクリックズーム 以前から「矢中さんのＣＤはないんですか？」という声が  多くあったのに、トンちゃんは決してＣＤを作ろうとしなかったのです。 「もういいかげん、発売日決めたら？例えば私の誕生日とか・・」と 無理やり、ＨＰで３月９日にＣＤソロデビューを発表しました。 それからは、徹夜徹夜の毎日。何がなんでもＣＤを発売するという トンちゃんの意気込みは素晴らしく、毎晩夜中には録音。  曲もだいぶ出来た頃、「ちょっとホールで即興してくれない？」との トンちゃんの頼みに応じて、ステージへ。 「あのさ、ＭＯＯＮ ＬＥＡＦ」というイメージでやってよ」と言われる ままに即興。 「じゃー次は、現代音楽風・・・」とか注文の多い料理する人。 「注文に応じて即興する私って便利やなあ？？？」（笑） 何パターンか録音し、それをバックで聴きながら声を録音するらしい。 ＣＤリーフレットも自分でアレンジ。今回は友人の清岡君がデザインしてくれました。 ゲストには、天女神楽団の一員でもある、十文字覚君がカフォンという四角い椅子 のようなパーカッションで参加。  ＣＤジャケットは林建次さんの東京池上本門寺での演奏の写真を 貸して頂きました。 ３月７日に待望のＣＤが５００枚到着。 （曲の詳細は天女座ＨＰの矢中鷹光ＣＤデビューのコーナーに 本人の解説があります）  ちょうど予約のお客さんが来られていて早速ＣＤが売れました。 「嬉しいもんだねー」とトンちゃん。 十文字君が風邪で体調を壊して、練習に来れなくてトンちゃん も不安そう。３月９日やっと当日。朝からいろいろとカフェはバタ バタしていました。 受付を作り、ホールの座布団を並べているうちに全国の知人から  いろいろお花が届いたり・・・。 今回のスペシャルゲストは乙女文楽の吉田光華さんです。 通常文楽は一体の人形を３人の男の人が使いますが 吉田さんは一人でお人形を使います。  はごろもを検索していて天女座のＨＰにたどり着いたという 吉田さんは親しみやすい、穏やかな方でした。 一緒に来られたスタッフの方々もお人柄がとてもよくて初めて お会いしたと思えませんでした。  今回は、桜舞という踊りと私の即興演奏。 そして静御前の出し物と続きます。 お人形はすごく綺麗でした。手の動きが人間みたいで  びっくりです。 本番は１９時からですが知り合いの方々も駆けつけてくれ、 華やいでいます。喜峰さんや山本かよさんたちも岡山から。 駐車場係は、高専の４年生のチュータ、大ちゃんや、熊野文化圏  専門学校の岡本君がやってくれました。 最初は私が韓国のハンボックという衣装をつけて「冬のソナタ」 を演奏。そして即興、「春の宵」そして、吉田光華さんの「桜舞」で ジョイントして静御前に入りました。 お客さんも初めてみる文楽にうっとり。 文楽を楽しんで頂いた後、トンちゃんのソロステージ。  出番前におでこに傷を作ったくらい慌てていたトンちゃんですが ステージでは、音響ミキサーの役と歌手をいったりきたり。 ボイスフルートや、インディアンフルート、そして 十文字君のカフォンとの競演などなど盛りだくさん。 「次は、新内という日本の伝統芸を真似て即興の言葉で  歌ったものです。いわゆるバッタもんという奴です。」とトンちゃん。 私が「バッタモンなので、新外というタイトルをつけました。」で 一同爆笑。覚君のカフォンソロもあり、本当に盛り上がりました。 いろいろ大変だったけど何とかステージをこなしました。 よかったね！トンちゃん。  最後は千恵さんとゆっこさんがお祝いに作ってくれた 餅放りでにぎやかにフィナーレ。 宙に舞う餅、餅、餅。きゃーきゃーと言いながらはいつくばって 餅を受ける観客。  終わってからロビーで知り合いに激励され、ＣＤにサインする トンちゃん。 「あ！ステージでリラを演奏するのを忘れた！（爆笑）」 打ち上げ会には２６名参加。京都や大阪、四日市、岡山などなど。 「イヤー打ち上げの酒がうまいなあ！これからは矢吹紫帆に遠慮することなく（笑）、 自分の世界を広げていきます！」とトンちゃん。 参加者も「天女座に来たいと思っていたのですが本当に来られてよかった！感激です。」 「文楽は初めて見たけど綺麗でした！」と高専の新ちゃん。若い人にも 文楽の良さは伝わったようでした。 おでんをつぐのは、表千家のお茶の芝先センセ。割烹着で お母さんしていました。（笑）  吉田さんたちとはまたジョイントさせて頂けたらと思っています。 覚君のデビューでもありました。拍手！！！！ （奥さんののんちゃんも惚れ直した？？） 今日は、私の誕生日ですが、最近、高専の卒業式の際、タクシー に乗って  「今日、高専の卒業式だったんですよー。」と言うと運ちゃんが「５年行かれたんですかー。」と言ってくれて生徒に 間違われたんよーと.。トンちゃんに話したら 「その運転手よっぽど目が悪いんやなあ！」（爆笑） |
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