天女座物語268 2006/11/26 クリックズーム
天女神楽は今年ではや、3年目。
当日はあいにくの雨でしたが
神楽終了後の交流会は65名という
盛り上がりで、最初から熱気ムンムンでした。
まず、1部で岐阜県高山市真蓮寺のご住職 三島多聞さんによる中村久子さんのお話 「どんなに辛い人がいても久子さんの一生に
比べれば恵まれております。久子さんは両手両足がなくても
ありがたさを感じて生きることができたのですから。」 「真珠は痛い真珠の核を受け入れて痛みをこらえて いると真珠液が分泌されてあの美しい真珠になるのです。 人間も辛い現実を受け入れるところに光があると
思います。」と本当に感動のお話でした。 その後、久子さんの一生を綴った「泥の中の蓮であれ」のCD
の曲を演奏。両手両足がなくて学校に行けなかった久子さんの
子供時代を偲んで作った
「お人形さま」という歌を丹下さんの奥さんの妹さんの娘さんである
モモちゃんが歌ってくれました。初舞台なのに堂々としていて立派! そして、久子さんの映像を映しながらテーマの曲を演奏。 観客の方々は号泣してくれました。
そしていよいよ3部は天女神楽 総勢22名の大所帯
17歳から80歳までの幅広い年齢層! 特に今年は、高専の生徒さんたちがたくさん参加。
まず、にぎやかな神々の行進!
きらびやかな衣装に観客は大喜び。
トンちゃんの迫力いっぱいの口上。
「あースミからスミまでずいーーーーっと!
おんねがいアゲたてまつりまするうううううう。」
神々がこの地上に誕生するシーンが続いて
花の窟神社の「花の祭り」を皆で歌う。
岩戸開きでは我らが厨房のゆっこさんが アマテラスオオミカミ、千恵さんと堀部さんが
介添え役。紫帆りんはアメノウズメで狂い踊り。
アメノウズメの踊りで誘われて
岩戸が開いてアマテラスに扮する
面をかぶった厨房のゆっこさんが
現れる。岩戸開きの山場です。
ゆっこさんは天女神楽団の中でも
ひときわ通る声の持ち主です。
男組みと言われるスサノオに扮する
天女神楽の男衆によるスサノオが暴れるシーン。
高専の男の子たちや、料理人の大ちゃん 漁師の覚ちゃんなど迫力いっぱい!
おばちゃんたちが
「世の中が明るくなってよかったわー!」とぴょんちゃん。 「アメノウズメの御蔭やなー。」とぴょんちゃんの 母、最高齢のふーちゃん。
「でも、まーあれやで!朝から海で泳いで昼寝して 踊っとりゃーええんやから気楽なもんや!」と千恵さん。
(爆笑)
いつも厨房で言ってるまんまやんけーーー!
さんま寿司のコーナー。
泳いでくるサンマは高専の若者たち。 ゆっこさんが一匹捕まえて手際よく料理。 観客爆笑。
私が「帰れソレントへ」を演奏し サンマ寿司を作っていた天女様たちは 帰路へ。丁度その時、時計は偶然ジャスト5時!
「帰れソレントへ」が波田須町に響き渡ったのでした!
ドラムのきりちゃんは、バイクに狸が激突して
怪我をしたので、サンマを連れて帰る役。 「狸の置き土産!?」と身内だけのギャグ。
ヤマタノオロチシーンではオロチ役の十文字覚君の大熱演。 カッコイイスサノオ役は、料理人の大ちゃん!
イケニエ女優の仲一美ちゃん。 迫力あるシーン。
そして因幡の白ウサギのシーン。
ぴょんちゃん扮するウサギがワニ(さめ)を呼ぶと
郵便配達の川上さんのワニが「ワニ?ワニ?ワニ?」
と登場し観客大笑い。川上さんのワニ最高!!!!
ワニたちを海に並ばせて数を数えるふりをして向こう岸に渡ろうと するが、ばれて皮を剥がされてしまう。 泣いているウサギにガラの悪い神々(丹下さん
トンちゃん、大ちゃん、覚っちゃん)が
「海水で洗って風に吹かれておればよい」と 無茶苦茶なアドバイス。 余計に痛くなって泣いているところへオオクニヌシノミコト (高専の3年生の木崎君)がカバンを山ほど抱えて通りかかり
ぴょんちゃん思わず吹き出してしまう。
ガマの穂先で体を拭いたらよいとアドバイス。
ガラの悪い神々の滑稽な演技と ガマの穂先は天女様たちの「がまがまがまがま」という
演技に観客大笑い。
天孫降臨が続いて、最後はトンちゃんの口上。
高専の5年生が旅立っていくことを説明。
名残はつきねど、それも又人生。
あーすみから・・・・すみまで・・・・ずいーっとー! オンねがいあげたてまつりまするうううううう。
の後は、獅子舞。
今回は8分のフルコース。
太鼓は十文字覚ちゃん、鉦は奥さんのノンちゃん
獅子舞が終わった後はオヒネリの嵐嵐!!!!
丹下さんは、脚本、演出、指導、出演の大活躍。
熊野が好きで、神奈川から毎月来てくれています。 練習は楽しくて笑い転げていて、初参加の矢賀鈴子さんなどは 笑い泣きしていつもお腹がよじれているくらいです。
無茶苦茶の盛り上がりの後は大交流会へ。
交流会には、丹下さんのご家族、東京からエステの稲田さんたち
伊勢の田葉井さんたち、岐阜と名護屋の山田さんたち 岡山の山本さんたち、名古屋の岡田さんたち
京都から西窪さんのご家族
名古屋の富山さんたち、飛騨高山の清水さんたち
など全国各地からのお客さん大集合
70名近くで大賑わいのところへ
紫帆りんとトンちゃん、高専の5年生のバンドが突撃演奏!
私は、マリリンモンロー!!!?もどきの衣装。
観客大喜びで、クライマックスへ。
興奮した私たち、本当に最高の日でした。
照明を担当してくれた根本さん、高山から天女座で料理担当
してくれた永井久美ちゃん、岡山から山本かよさん、ご主人の三平ちゃん
駐車場の岡P、皆々さまありがとうございました。
たくさんのご祝儀も頂きました。 来年も天女神楽はやるぞーーーーー!です。
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