日東ピアノが再生しました |
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天女座物語274 2007/2/1 クリックズーム 日本にたぶん一台しかないという希少価値のある 日東ピアノ 大正2年(1913年)製 修理ができました。 修理してくれたのは、ピアノアートの新井さんと鈴木さんです。 京都の方々です。 新井さんはキースジャレットや、オスカー ピーターソンなどの調律をする一流の調律師 であり、楽器の修理も行っておられます。 今回は、ご無理お願いして、部品がないとか、 弦が駄目な部分とかをひとつひとつ手作り で直して下さいました。 音は、天女座で聴くことができますよ。 天女座には大正12年(1923年)のピアネット と2台並びました。 皆さん見に聴きに来て下さいね。 ある日、私が出演した三重テレビを見た男性から 電話がありました。「大正2年の子供用のピアノを 持っているので見に来て欲しい」と。 津に住んでいるその方は家を洗い出しする仕事をされていたそうですが、 昔、九州の豪族が四日市に引っ越してきて家を洗ってあげたそうです。 そのお礼に貰った小さなピアノです。 でも、誰が譲って欲しいと高値を提示しても売らなかったのに、 私には「いくらでもいい!」とあっさりと譲って下さったのです。 小さなピアノは東京で作られたそうです。でもそれ以外は何もわかりません。 日本でこのピアノが一台かもしれないと新井さん。 関連記事:天女座物語221 毎日新聞天女座物語132 ピアノの修理見積もりを兼ねた熊野旅行 まぼろしのピアノ「ピアネット」 天女座物語218 小口さんのピアネット |